はじめに
病気の予防及び健康の増進に寄与することを目的として、食品の安全性及び食品の改善に関する調査研究及び普及啓発や食育等を行うとともに、病気の予防及び健康の増進に関する事業を推進しました。
○実施事業(継続事業)の状況は次のとおりです。
継続事業 1 調査研究
書籍・資料の収集
食品の安全性・食生活の改善及び食育などに関する書籍や資料を収集し、事業実施に活用しました。
< 購入書籍・資料 >
「こんにちは バイマーヤンジンです」、「臨床栄養 増刊号」、「フードリテラシーを高めよう」、「科学的に正しい栄養の教科書」、「医と食」、「栄養と料理」、「きょうの料理」、「財界さっぽろ」 。
研究助成
令和5年度は学術研究の支援を予定しておりましたが見送りしております。
令和4年度に助成しております二つの学術研究、
(1)鳥取大学医学部 尾﨑 充彦 先生
「玄米米ぬか発酵食品により分泌促進される
腸内常在善玉細菌由来エクソソームの性状解析」
(2)鳥取大学医学部 岡田 太 先生
「玄米米ぬか発酵食品による健康寿命延伸効果の検討」
について進捗報告があり、研究が継続されております。
継続事業 2 広報活動
(1)広報誌の発行 広報誌「輝」を年2回発行しました。
< 広報誌「輝」の主な配布先 >
財団理事・評議員、財団賛助会員、大学・短大、官庁、研究所、北海道庁、北海道教育委員会、近郊市町村 等
① 「第60号」(発行日 令和5年7月20日) 配布数 5,870部
・マイクッキング「やっぱり米が好き」
・「第26回食と文化フォーラム」「学術研究助成」の報告
② 「第61号」(発行日 令和6年1月20日) 配布数 3,800部
・マイクッキング「毎日のごはんに、もっと!食物繊維!」
・秋の収穫感謝祭と食と健康元氣ツアー
(2)マスメディアの活用
①ホームページを活用して、財団の事業活動内容について、広報・啓発活動を実施しました。また、「食と健康通信」は、健康寿命の延伸や食生活改善による生活習慣病予防をテーマに、令和5年度は2回発信しました。内容は、「よく噛むことの大切さ」、「Let's腸活 腸内環境を整えましょう」です。また、事業計画・事業報告・財務資料(収支予算書・収支決算書)も掲載しました。
②毎日新聞北海道版に、令和6年2月23日開催「食と文化フォーラム」(オンライン)の内容が掲載され、令和6年5月5日(朝刊)に発行されました。
(3)普及啓発事業-賛助会員の拡大
①令和5年度は昨年に引き続き「食と文化フォーラム」(オンライン)、「食と健康 元氣ツアー」を開催しました。その結果、食と文化フォーラムでは、賛助会員入会案内の資料請求を募ったところ、9件の請求がありました。
②例年同様、入会促進の機会が減少しているため、賛助会員募集広告を載せた広報誌「輝」を、賛助会員以外の方にも広く配布しました。
③賛助会員数は、令和5年度末で862人です。また、令和5年度も(株)玄米酵素と連携を図り、新規販売店へ賛助会員入会案内の送付、会費納入の遅滞による退会者へのフォローを行いました。
継続事業 3 シンポジウム、講習会・研修会の開催
(1)シンポジウムの開催
令和5年度は、昨年に引き続き毎日新聞社と共催で、食と文化フォーラムをオンラインで開催しました。
第27回「食と文化 オンライン フォーラム」
(2)講演会・研修会の開催
「食と健康」元氣ツアーの開催
食と健康・元氣ツアーは、昨年に引き続き令和5年9月14日(木)に開催しました。収穫祭も兼ね、食に関する健康講座及び自然食と農産物の賞味・収穫体験を洞爺健康館と洞爺自然農園で実施しました。参加人数は23名でした。
(3)各種食育事業の実施
①マナーキッズプロジェクトとの連携について、『0歳からの立腰・体幹遊び』など活動報告があった。
②北海道健康医療フロンティアとの連携では、道民生き生き北海道第16回大会に本年度より共催として参加いたしました。
道民生き生き北海道第16回大会 (共催事業)
継続事業 4 食生活指導
専門知識を有する管理栄養士が不特定多数の方々の病気の予防及び健康の増進に寄与することを目的とし、フリーダイヤルをはじめ様々な機会を活用して、食品の安全性、栄養や健康相談を受けて、食生活の改善及び食育などに関する食生活指導を実施しました。
その他の事業の状況は次のとおりです。
「最新医学で明らかになった脳で働く玄米成分のパワー」
以上