平成26年度事業報告 :: 一般財団法人食と健康財団のホームページ

平成26年度損益決算書（PDF）

はじめに

病気の予防及び健康の増進に寄与することを目的として、食品の安全性及び食品の改善に関する調査研究及び普及啓発や食育等を行うとともに、病気の予防及び健康の増進に関する事業を推進しました。

○実施事業（継続事業）の状況は次のとおりです。

継続事業 1 調査研究

書籍・資料の収集

食品の安全性・食生活の改善及び食育などに関する書籍や資料を収集し、事業実施に活用しました。
継続事業 2 広報活動
1. (1)会報の発行会報「輝」を年2回発行しました。
  1. ①「第42号」（発行日平成26年7月25日）
  2. - 内容
      - 平成26年度事業計画の概要
      - 第20回「食と文化フォーラム」の概要（平成26年4月13日開催）
      - クッキング情報など
    - 配布数 3,000部
  3. ②「第43号」（発行日平成27年1月25日）
  4. - 内容
      - 日本綜合医学会第8回北海道大会の概要（平成26年9月28日開催）
      - 健康情報・クッキング情報など
    - 配布数 3,000部
    - ～会報「輝」の主な配布先～
      財団理事・評議員、栄養大学・短大、官庁、研究所、北海道庁・教育委員会、近郊市町村、北海道の市町村教育委員会、賛助会員など
2. (2)マスメディアの活用
  1. ①ホームページを活用して、財団の事業活動の内容についての広報・啓発活動の強化を図りました。なお、関係行事のお知らせ等についても更新し、内容の充実に努めました。また、事業計画・事業報告・財務資料（収支予算書・収支決算書）も掲載しました。
    【アドレスhttp://www.hokkaido-fst.or.jp/】
  3. ②第20回「食と文化フォーラム」の講演内容を5月上旬に毎日新聞に掲載しました。また、別刷にして配布しました。
3. (3)普及啓発事業－賛助会員の拡大
  
  「食と文化フォーラム」、「食と健康フォーラム」、「食と健康元氣ツアー」の開催をはじめとする各種事業活動の機会を活用し、また広報誌「輝」の配布やホームページなど多様な媒体を生かして、賛助会員数の増加を図りました。賛助会員数は年度末で1,530人です。
継続事業 3 シンポジウム、講習会・研修会、料理教室等の開催
1. (1)シンポジウムの開催
2. 1. ①第21回「食と文化フォーラム」の開催
    平成26年度当該フォーラムは毎日新聞社と共催して第20回目のフォーラムを開催しました。
  3. テーマは「さあ、人生１００年時代日本を元氣に若さで挑戦」
    〈フォーラムの概要〉
    - ◎日　時
      平成26年4月13日（日）午後1時30分開演
    - ◎会　場
      札幌グランドホテル
      札幌市中央区北1条西4丁目 TEL(011)261-3311
    - ◎入場料
      無料
    - 1. ◎第1部講演
        
        ◆演目
        食と生活習慣健康長寿の新知識
        
        順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座
        教授
        白澤卓二氏
      2. ◎第2部特別講演
        
        ◆演目
        ファーストレディは語る
        日本の未来のために、今私たちができること
        ―耕して、食と健康づくり、そしてー
        
        内閣総理大臣
        安倍晋三首相夫人
        安倍昭恵氏
    - なお、フォーラム終了後財団設立20周年記念懇親会を開催しました。申込み数は、1か月前で、4,000人と過去最高でした。
    - ◎参加者数
      1,000人
    - フォーラムの要旨は5月の毎日新聞の紙面に掲載し、また広報誌にも掲載し賛助会員を中心に配付しました。
3. (2)各種食事教育事業の実施
4. 後援事業日本綜合医学会北海道総支部との連携
  ―北からの発信― 日本綜合医学会第8回北海道大会
  世界の哲人が語る医学のDR.浅香と料理のDR.三國
  あなたの健康と美味・食育へのあくなき挑戦
5. 1. - ◎日　時
      平成26年9月28日（日）午後1時30分開演
    - ◎開　場
      12時開演13時30分閉会16時30分
    - ◎会　場
      かでる2・7
      札幌市中央区北2条西7丁目
    - ◎入場料
      1,000円
    - ◎司会池上公介氏
      学校法人池上学園理事長
    - ◎座長吉木敬氏
      医学博士
      日本綜合医学会北海道総支部長
      北海道大学医学部名誉教授
    - 1. ◎第1部講演
        
        ◆演目
        浅香先生教えてください
        胃がんは予防できる病気に
        どのようなことをしたらいいですか
        
        講師浅香正博氏（医学博士）
        北海道大学医学部元病院長
        北海道大学大学院医学研究科がん予防内科学講座特任教授
      2. ◎第2部講演
        
        ◆演目
        からだのなかからきれいになるミクニごはん
        加工食品ばかりで、こどもの味覚は
        どうなってしまうのか
        
        講師三國清三氏
        オテル・ド・ミクニオーナーシェフ
    - ◎参加者数
      500人
6. (3)講演会・研修会等の活動
7. 1. ①「食と健康」元氣ツアーの開催
    真の豊かな伝承的食文化を推進することを目的とし、食に関する健康講座、自然食と有機農産物の賞味・収穫体験事業を実施しました。なお、秋の部では収穫感謝祭を同日に実施しました。
    
    ○〔初夏の「食と健康」元氣ツアー〕
    - ◎日　時
      平成26年6月23日（金）
    - ◎参加者
      40名
    - ◎概　要
      - 洞爺湖町教育委員会学芸員角田氏講演
      - 洞爺健康館での伝統食「食事道膳」の賞味
      - 洞爺自然農園でのイチゴ（宝交早生）狩り
    ○〔秋の収穫感謝祭「食と健康」元氣ツアー〕
    - ◎日　時
      平成26年9月25日（木）
    - ◎参加者
      38名
    - ◎概　要
      - 道見理事長による「日本の米文化」に関する講演
      - 洞爺健康館で洞爺自然農園収穫物によるバーベキュー賞味
      - 洞爺自然農園視察
    初夏・秋それぞれを通して地産地消や一物全体食など食の三原則について広く周知した。
8. ②料理教室の実施
10. 不特定多数の方々への食品衛生の啓蒙と食文化の継承、食育の実践活動を目的とした料理教室を、一般の方々を対象として開催をしてきたが、今年度は広報誌で料理教室「マイ・クッキング」を掲載しました。また料理・調理のアドバイス・コンサルも実施しました。
12. ③講師派遣
14. 10月7日評議員伊藤一輔氏石狩森林管理署で講演
継続事業４食生活指導
専門知識を有する管理栄養士が不特定多数の方々の病気の予防及び健康の増進に寄与することを目的とし、食品の安全性、食生活の改善及び食育などに関する食生活指導を電話や冊子などのメディアを活用して実施しています。

○その他の事業

(1)健康に関するCDの販売
- ①「腸で決まるあなたの健康」CD
  ―脳力・体力・美力は腸で決まる―
- ②食と健康・元氣ツアーの開催
(2)健康・栄養相談
健康・栄養相談に関する電話相談業務を企業から受託し実施しました。

以上